おめでとうございます!岩槻邦男さん
    本年度 文化功労者に!


 柏原高校5回生(昭和28年卒)の同窓生である東京大学名誉教授岩槻邦男さんが、10月26日政府発表で、本年度文化功労者15名に選ばれました。
 岩槻さんは、兵庫県立人と自然の博物館長として、丹波恐竜化石発掘にも関わっておられますのでおなじみですが、シダ植物などの系統関係を世界に先駆けて解明し、わが国の植物分類学を世界の第一線に押し上げた日本を代表する植物学者です。
 この10月10日、兵庫県東京県人会の「ふるさとひょうごふれあいセミナー」で講演されましたが、東京支部からも多数参加、岩槻さんとの懇談の機会も得て、
誇るべき先輩の人となりに接することが出来ました。
 東京支部一同 お慶びを申し上げます。

1月6日(土)帝国ホテルで
「岩槻邦男先生(柏原町出身・東大名誉教授)の文化功労者顕彰を祝う会」が、
東京大学大学院理学系研究科付属植物園によって催行された。
岩槻さんの幅広い交際範囲の覗われる多彩な顔ぶれが200人以上。
主賓の堂本暁子千葉県知事は今回の受賞を、
「植物の分野では、牧野富太郎以来58年ぶり。環境保全が日の目を見る快挙」と挨拶。
丹波から駆けつけた河合雅夫さんが「人と自然の博物館」の館長前任者として挨拶。
岩槻さんは感謝の言葉、
「文化功労者はひとりの受賞だが、本当は大勢のスタッフに支えられた」と結んだ。
 

主賓の挨拶を聞くご夫妻
お礼の挨拶をする岩槻さん
河合雅夫さんとツーショット
教え子の留学生たちから花束を受け取るご夫妻
岩槻さんのスピーチを聴く参加者

柏陵OB岩槻 邦男氏の講演会が開催されました

10月10日(水)夜「ふるさとひょうごふれあいセミナー」が開催され、柏陵5回生、市島町出身の岩槻 邦男氏(兵庫県立人と自然の博物館館長・東京大学名誉教授)が「人と自然――兵庫から地球へ」と題して講演されました。
 人と自然の共生という言葉は日本人にとっては違和感がないが外国人にとっては理解しにくい概念であり、その重要性について日本から世界に強く主張していかねばならない等示唆に富んだお話を聞くことが出来ました。
 当日は柏陵出身者も多く参加し盛会でした。写真は終了後の懇親会で講師の岩槻先生を囲んで。(全員柏陵OBです)

【館長プロフィール】
丹波市(旧氷上郡市島町)に生まれ、奥丹波の自然の中で幼少時代を過ごす。
京都大学大学院理学研究科(植物学専攻)修了、理学博士。
京都大学教授を経て、東京大学教授、理学部附属植物園長、立教大学教授、放送大学教授などを勤めた。
さらに、ユネスコ国内委員(自然科学小委員会委員長、「人間と生物圏」国際調整委員会副議長ら)、
中央環境審議会委員 (野生生物部会長)、学術・文化審議会専門委員、国立科学博物館評議員ら、
WWF-ジャパン常任理事らNGO・NPOの活動にも参画している。
専門分野は植物学、狭義には植物分類学を専攻し、主としてシダ植物を対象に、
東・東南アジアをフィールドに研究を行なっている。保全生物学にも貢献している。
日本学士院エジンバラ公賞を受賞、植物園で社会教育に関与して以来、生涯教育に強い関心をもっている。

【著書】
「生命系−生物多様性の新しい考え」「シルクロ−ドの植物たち」「文明が育てた植物たち」
「植物からの警告」「シダ植物の自然史」「日本の植物園」など多数。

* プロフィールは「人と自然の博物館」HPから・写真は神戸新聞HPより転載させて頂きました。