明治30年4月の「兵庫県立柏原尋常中学校」創立以来110周年を迎えた母校では、多彩な記念行事が行われました。
4月26日の記念式典は、在校生813人のほか、県・歴代校長・同窓会など来賓70名が出席。
準備と運営は、司会・進行・受付・伴奏・謝辞・など全体を生徒自らが取り仕切って、10年に1度の大行事が立派に行われたことは、素晴らしいことでした。
尚、吹奏楽部によって、記念事業として同窓会から寄贈された二つの楽器チャイム・ティンパニーで迫力を増した演奏が披露され、盛大に締めくくられました。
27日は、柏陵同窓会としての記念ゴルフ大会が、144名の参加で、
氷上町にある全国屈指の名門ザ・サイプレスゴルフクラブで開催されました。
快晴で石楠花の花が満開の絶好のコンデションで腕を競い合い、
東京からも13回の上野忠明さん・6回高見がはせ参じましたが、丹波っ子勢には叶わず、
7回深田充啓さんのベストグロス76・パープレイでの優勝となりました。
したたる万緑の野外懇親パーティでは、地元の女性による氷の川太鼓の勇壮な演奏が披露されて盛り上がる中で、
和気藹々の一日でした。
28日は同窓会としてのメイン行事である平成19年度総会と祝賀会が、前日同様すがすがしい快晴の中で行われました。
総会前の記念植樹のあと、10時から柏陵会館にて総会開始。
田中洋行会長のご挨拶では、同窓会からの楽器の寄贈・特に阪神・東京・京滋支部からの協賛およびこの秋予定の東海支部設立が披露され、吉田和志校長のご挨拶の後、各支部長など来賓が紹介されました。
議事に入り、会務・会計・監査報告に異議なく、19年度会計予算が承認されて終了しました。
本部の一般会計の収入は、賛助金のほかは同窓会に新入会する全卒業生からの会費6千円です。
引き続いては、会場を「かいばら生涯学習の森」に移しての記念祝賀会です。
実に450名が42のテーブルを囲み、大体育館をうずめました。
母校の吹奏楽部によるオープニングコンサートは、寄贈のティンパニーとチャイムに対する生徒部長からの謝辞を受けて、
それらが高らかに響く中で大祝賀会の幕が開かれました。
鷲尾副会長の開会の辞・会長・校長のご挨拶の後、特別ゲストの井戸県知事そして辻市長の祝辞に続き、
同窓会からの楽器の贈呈のセレモニーが改めて行われ、支部を代表しては稲継阪神支部長から校長に。
いよいよ乾杯の後は、各テーブルを越えての交流で懐かしい懇親の坩堝となり、
昭和36年春の選抜で甲子園出場の14回生のナインを囲んだ応援歌の合唱などステージも盛り上がってしばし時を忘れて、
校歌の大合唱と今回担当の幹事学年である21回生の音頭の万歳三唱で名残惜しいお開きとなりました
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