由良 琢郎先生

若き日の由良 琢郎先生
国語乙 「上田秋成はね、市島の・・・」今でもお声が聞こえてくるよう・・・
個性的な先生が多かった昭和30年後半、中でもかなり強い個性を発揮されていた由良先生は、今もお元気そのもの!75歳の現在も丹波市にお住まいで、精力的に古典・短歌の講師・塾長・執筆等の活動をされています。
 高校退職後、丹波カルチャーセンターの創設に加わり、現在も監事として運営全般にかかわっておられます。また短歌結社「礫の会」を創設、多くの門人を輩出したが、平成14年に主宰を後輩に譲り、自らは古典と短歌の「鶯囀庵塾」を開き、塾長をされています。
 古典・短歌の講師は、今も丹波カルチャーセンター、神戸の朝日カルチャーセンター、奈良の国際奈良学セミナー、秋篠寺古典講座等でなさっています。
2006年「礫」10月号から先生の短歌を一首紹介します。


『二色に鳴き交わしゐて二羽ゐると分かる鴉が森深く棲む』