柏陵同窓会には、本部をはじめ阪神・京滋・篠山・東海・東京の五つの支部があり、私
ども東京支部は、静岡・長野・新潟各県以東の在住者など 1,100 余名から組織されていま
す。
同窓会にとり 1,100 余名の名簿管理は大切で、支部の事務局は会員移動の情報を入手し
ますと可能な範囲で会員名簿の修正を行ないます。今回はそうした名簿管理の一端をご紹
介いたしましよう。
4 月の理事会を終えると、5 月には 1,100 余名の全会員に対し 7 月に開催される支部総
会の開催案内等を郵送します。7 月の総会が中止になりました今年などは、書面総会に切
り替えた資料をお送りしました。会員と支部役員を繋ぐ大切な役割で、理事の皆さまにお
手伝いを頂く学年もあります。
資料を郵送し数日が過ぎると、「差出人不在」の封書が事務局の元に返送されて来るこ
とがあります。そうした不在通知を受け取りますと、同期の方々などの伝手を辿り転居先
の住所の把握に努め再送を試みます。残念ながら新しい住所に辿り着けない場合など、本
年も 10 数件ございました。
また、最近亡くなられた会員のご家族からは、TEL にて会員さまの訃報のご案内を伺う
こともあります。柏原高校での楽しかった学生時代や故郷丹波の思い出を懐かしくご家族
に話されており、ご家族より TEL で伺いながらついつい貰い泣きをしてしまいまうことも
あります。ご家族にとり、会員様のこうした思い出を同窓生に伝えられる最後の機会にな
るのかもしれない、と思うと、出来るだけ真摯にお伺いするように努めています。
交通の発達により昔に比べ丹波との行き来は早くなりましたが、東京支部の会員にとり
ましての故郷を思う気持ちは同じで、故郷は遠きにありて思うもののようです。
尚、同窓会本部と連携し、新しい支部会員の名簿を個人情報に配慮しながら機会あるご
とに更新しています。東京周辺にお住いのご家族ご親族や同期の皆さまについてご存じで
あればご連絡ください。同窓会の輪を繋いで行きたいと思います。
令和 3 年 8 月 9 日 東京支部支部長 谷 敬三