2021・都展会員 [特別企画・サムホール展]に出品
都展(東京都民美術展運営会)主催によるサムホール展が、2月2日(火)から2月7日(日)まで銀座アートホールにて開催され出品いたしました。
都展は、毎年4月に春季展(20~30号作品、会場:西新宿ヒルトンホテル・ヒルトピアアートスクエア)と11月に本展(30号以上、会場:東京都美術館)が開催され、その合間には地区展などの企画展が開催されますが、昨年はコロナウイルスの感染拡大予防のため全ての作品展が中止を余儀なくされました。
こうした中、役員の皆さんが何とか作品展示の機会を確保したいと協議し、銀座の画廊を利用したサムホール展の開催となりました。サムホールとは絵画の大きさで、規定は22.7cm X 15.8cmですから葉書を2枚合わせたぐらいの小作品です。言葉の由来は、小型のスケッチ板を収納する小箱の底の穴に親指(thumb-hole)を入れて持ったことからこうした名称になったとされています。
小作品の展覧会ではありましたが、1年以上にわたり展示の機会のなかった会員にとっては嬉しい作品展となり、100名以上が出品しました。
出品作品「二見の夜明け」は、2年前の2月に伊勢の二見浦で一泊した朝の印象です。寒い朝でしたが、奥さんと二人して夜明けを暖かな気持ちで眺めました。
(文責 谷 敬三)