2月5日(土) 広尾のJICA(国際協力機構)地球広場で会員と留学生(清華大学生、中国)67人が集い、アジ風が派遣する日本語教師(ハノイ貿易大学、ベトナム)と(タマサート大学、タイ)による活動報告、昼食をはさんで、留学生の感想を基にして多文化共生をテーマに活発な意見交換が行われました。
留学生たちは異口同音に言います。来日してから日本に対する印象は大きく変わった。国益が優先される政府レベルではなく、個々人の交流が大切であり、それが多文化共生につながると。
アジ風は 上高子さん(15回生)が中心となって‘03年に設立。一昨年には「念願の認定NPO法人」として国税庁の認定を受けました。(全国で40000余あるNPO法人のうち 109番目の認定)「アジア諸国の日本語学習者との草の根の交流を行うことによって、多文化共生を目指す」をテーマに、益々活発に活動されております。
現在柏稜同窓生の会員は20人です。(全体の約一割)
2年余り前には、留学生4名を連れて丹波へ行きました。丹波在住の同会会員の御宅でホームステイをした学生もいます。丹波へ嫁いできた中国人女性たちも加わって、丹波新聞社で交流会を持ちました。
世界中のあちこちで大きな革命が起きている今、このような地道な活動が必ずや大きな意味を持ち、うねりとなることでしょう。
会員の皆様にも気軽に 「アジ風」の扉を叩いてみて下さる事を希望します。
詳しくは 「アジアの新しい風」ホームページで new-wind2006@npo-asia.org
(藤原ひさ子記)