時代も新しくなりました令和元年の東京支部総会が、7月13日(土)学士会館にて開催されました。今年の幹事学年は、昭和48年卒25回生の皆さんです。
総会には東京支部会員に加え、昨年の総会には集中豪雨などの影響によりご出席が叶わなかった竹内柏陵同窓会会長と副会長各位、井上柏原高等学校校長、谷口丹波市長をはじめ、各支部より仁藤阪神支部長・山名京滋支部長・畑東海支部長・奥山篠山副支部長など多くの同窓生にご出席をいただきました。また兵庫県からは竹村東京事務所長・大西東京兵庫県人会常任幹事など、過去に例をみない180名の皆さまが集い盛会に催すことが出来ました。
懇親会も終わりに近づき母校の校歌と応援歌を歌いエールを終えたところで、井上学校長から明石市営球場で行われている夏の甲子園の兵庫県予選初戦の経過報告がなされ、エールの間に母校は4回に1点を上げると、そのまま1対0で勝利しました。球場を後押しした東京支部の熱気ある応援が母校の選手を奮い立たせたのでしょうか、盛り上がりを見せました。
総会の議事では会務報告、会計報告が行われ、承認されました。またご来賓を代表し、総会では竹内同窓会長、井上学校長、懇親会は谷口丹波市長、竹村事務所長のご挨拶をいただき母校とふるさとに思いを新たにいたしました。(皆様のご挨拶のポイントは別掲載)
ソプラノ歌手足立さつきさまからも華のあるスピーチをいただき、丹波市の歌制定に際し、敢えて歌詞には丹波の地名を織り込まず幅広く親しまれる愛唱歌を目指された経緯を伺いました。また、ご指導をなさっている丹波のコーラスグループの発表会が9月に催されることも紹介されました。
㈱西山酒造場さまより、今年も日本酒の差し入れいただいたことが披露されました。
恒例の柏陵セミナーは、幹事学年の考古学研究者の村上泰樹さんによる講演『考古学から見た丹波の歴史。3万年前から奈良時代まで』を頂きました。村上さまは長年にわたり兵庫県の埋蔵文化などの調査活動に従事されており、出席者はそれぞれ、丹波にナウマンゾウが生息していた古代や懐かしい丹波各地の地名の由来などに夢を乗せました。
山名京滋支部長の乾杯のご発声で始まった懇親会では、テーブル間で学年や出身地を越え思いきり丹波弁の会話を楽しみました。そして名残が尽きないまま、懇親会の終わりは恒例の母校校歌と応援歌の大合唱。幹事学年で応援団出身の大下さんのエールと仁藤阪神支部長の万歳三唱で来年の再会を約しお開きとなりました。
今年の幹事学年は本部や他支部から多くのご参加があり、35名の同期の皆さんに熱意溢れた運営をいただきました。来年度は26回生にお世話になります。
東京支部支部長 谷 敬三
(総会のご挨拶から)
【竹内 柏陵同窓会会長】
1.恒例となっている41回生の卒業30周年記念同窓会が、5月の連休中に開催された。
50周年・古希・喜寿ほかの機会にいろいろな同窓会や同期会が開催されるなど、柏陵同窓会の連携が進み絆が深まっ
ていることは嬉しいことである。
2.同窓会報「柏陵」の表紙写真の通り、母校の”くすのき”は、お蔭さまで元気を取り戻し葉も青々と繁っている。
くすのき基金による専門家の手当ても効果があったようである。
3.同窓会への寄付も宜しくお願いします。寄付払込票は同窓会報に織り込み。
【井上 柏原高校学校長】
1.文科省「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」指定校の全国20校に選ばれ、
グローバル(世界)とローカル(地域)の両面から課題追究に取り組みます。
生徒たちはアメリカ・カンボジア・韓国などと課題を共有し、7月下旬から順次訪問します。
また、丹波市とも本件の連携協定を結んだ。
2.運動部の最近の活躍では、陸上女子100mハードルで全国大会出場、ワンダーフォーゲルの近畿大会出場が決まり
、甲子園への県予選(関連を別掲載)も始まった。
3.現役は1学年6クラスとかつての半分ですが、今後も良いニュースを発表していきます。
【谷口 丹波市長】
市長就任から3年が過ぎようとしている今の丹波市の輝く地域資源・資産のリストです。
1.滞在型観光拠点-日帰りから滞在型観光へ転換-旧柏原支所庁舎を宿泊施設に整備
2.氷上回廊水別れフィールドミュージアム-知られざる魅力を求めて街歩き-来年開所
3.地域包括ケアの中核-県立丹波医療センター市健康センタールミネの開設
4.重点道の駅候補「丹波おばあちゃんの里」-北近畿エリアのゲートウエイ-
5.丹波竜化石工房リニューアル-地球と恐竜と丹波の物語-大地と生命の進化に触れる
6.女子高校野球の聖地 つかさグループいちじま球場
7.-光秀を撃退した城-国指定史跡 黒井城跡
8.有機農業の里-農(みのり)の学校-
9.丹波市の歌の制定-足立さつきさんの指導と千住明さんの作曲-
10.春日局がつなぐ丹波市と東京文京区の包括連携協定の締結を準備中
-民間交流もそれぞれの詳細は丹波市HPなどを参照ください。
【竹村 兵庫県東京事務所長】
1.来年は阪神大震災発生から25年目を迎え、区切りの年となる。
2.神戸市長田に県庁の出先機関ができる。
3.兵庫県の人口は昨年度23千人と大きく減少した。
県への人口流入増を目指し活性化を促進するの取組みが急務で、丹波市の事業とも連携を図っている。
4.ふるさとひょうご寄付金への支援をお願いします。2,000円以上は税還付されます