本部をはじめとして、各支部の総会の時期となりました。東京支部としても歴代、出来るだけ各地の総会に参加して、お互いの交流を深める一助としていますが、今回、新支部長として京滋支部の会合に初参加いたしました。5月20日の日曜日11時から15時まで京都ロイヤルホテルにて、来賓及び会員約60名の参会で開催されました。
酒井支部長のご挨拶で始まった総会の後、第二部の文化講演は、昭和37年卒の京都文教短期大学副学長・安本義正さんの「水琴窟に魅せられて 水滴の奏でる小宇宙」。 水琴窟とは「縁先などの手水鉢からこぼれた水の排水装置」ということで、京都の寺院など方々にある事例を紹介され、音響工学専門のお立場から、水のしずくが奏でる音の魅力を「ゆらぎ」とされるなど、興味深いお話を伺いました。
第三部の懇親会は、本部の吉田会長・母校の吉田校長他のご挨拶の後は和やかな懇談に花が咲きました。中でも94歳になられた昭和4年高女卒の森下清美さんが正に凛として参加され、壇上で高女の校歌を誠にお元気に、高らかにお歌いになり、一同大きなパワーを授かった思いで、盛会裏に散会となりました。