柏陵同窓会 京滋支部 平成24年度総会・懇親会のご報告

 10月14日(日)10時40分から15時まで、爽やかな秋晴れの中、京滋支部の総会・懇親会が恒例の「京都ロイヤルホテル」にて開催されました。
 今年は13回生が当番学年で参加総数は74名。
 総会では8年間支部長を務められた酒井 章様が退任され、高見 静雄様(9回生、市島町出身)が新支部長に選任されました。
 総会終了後、第2部は文化講演会で京都大学名誉教授 泉 孝英様より「どうして日本は世界一の長寿国になったのか」のテーマでお話がありました。
 要旨は日本人の平均寿命が明治13年の男性36歳・女性38歳から平成23年の男性79歳・女性85歳まで延びたのは上下水道等の生活環境、労働時間短縮等の労働環境、国民皆保険等の医療環境全てが改善した結果であり、これらが実現出来たのは高度経済成長に加え少ない軍需費であった。今後は高齢化の進展により厳しい状況で現状の高福祉を維持するなら消費税率等国民負担の大幅増(これには国民総背番号制による監視強化が伴う)か米国型の低福祉社会(国民皆保険・介護保険は崩壊)のどちらかの選択にならざるを得ないとの厳しいお話でした。
 懇親会は参加者どうしの話が弾み、最後に全員で校歌・応援歌斉唱、万歳三唱でお開きとなりました。

新支部長の挨拶

高見 静雄(9回生、市島町出身)
文化講演会

京都大学名誉教授 泉 孝英様
会場風景